我が家では、バターいためにしたり、鍋に入れたり、カレーにもお味噌汁にもハンバーグにも活躍するえのき。
低下カロリー、低コストで美容にもいいので、スーパーに行く度に買い込む必須アイテムです。
ただ、えのきは水分が多いので、冷蔵庫ではあまり持ちません。
きのこは一般的には冷凍するとうま味が増えておいしいのですが、えのきはあまりおいしくない・・・と思ったことはありませんか。
それもやはり、えのきに含まれる水分が多いことが原因です。
今回はどうやって水分対策をして冷凍すれば、他のきのこと同様、おいしく長持ちさせることができるのか紹介します。
えのきを冷凍するとまずくなる理由
えのきは他のきのこより水分が多いので、他のきのこと同じように冷凍してもまずくなることがあります。
えのきを冷凍してまずかった理由は、一言で言えば、水分の対策ができていないことです。
◆ 理由①:すぐに冷凍しなかった
買ってきたパックのまま冷蔵保存している内に、湿気が充満して劣化します。
その状態で冷凍したのだとすると、まずくなってしまいます。
◆ 理由②:洗ってから冷凍した
えのきに限らず、きのこは水分に弱く、洗って冷凍すると劣化します。
害虫などのいない所で栽培されていますので、洗わず冷凍しても大丈夫です。
◆ 理由③:冷凍する時に空気を抜かなかった
えのきの水分に空気が触れると、酸化したり雑菌が繁殖したりとおいしくなくなる原因になります。
えのきをおいしく長持ちさせる方法
長持ちのポイントは、とにかく水分に気をつけることです。
買ってきてそのまま冷蔵庫に入れるとすると、おいしく食べられるのは2,3日です。
すぐに使うあてがなければ以下のような工夫をしましょう。
◆ 冷蔵庫で保存する場合
買ってきた状態のまま冷蔵庫に入れると、水滴が袋について、おいしく保存することができません。
その際は、袋に穴を開け、湿気が充満しないようにします。
袋から出し、新聞紙にくるんでポリ袋などに入れておくと、1週間くらいもちます。
えのきは洗わなくても大丈夫ですが、洗うとしたら料理に使う前です。
とにかく水分に気をつけて保存しましょう。
◆ 冷凍庫で保存する場合
冷凍すれば1ヵ月程度もちます。
石づきは取ってから、密閉できる保存パックに入れ、空気を抜いて保存します。
空気に触れないようにするのが長持ちのポイントです。
もちろんこの時にも水分には気をつけましょう。
使う際、解凍すると水分が出ておいしくなくなりますので、解凍せずにそのまま料理します。
パラパラと使いたい分だけ使えて便利です。
まとめ
えのきは本来、冷凍すると他のきのこと同様、うま味が増しておいしくなります。
水分が多いきのこなので、水分対策を意識して冷凍しましょう。
コメント