アンダーヘアに白髪を見つけたのが1年以上前だったんですが、最近白髪だらけになっていることにショックを受けました。
人には相談できず、病気? 更年期のせい?と一人で悩んでしまいます。
そこで今回は人には聞けない陰毛の白髪について調べたことをシェアしたいと思います。
アンダーヘアが白髪だらけになる理由
アンダーヘアの白髪は特に病気の心配はする必要はなく、頭髪と同じような理由で白髪になります。
加齢
髪の毛を黒くする働きは、メラニン色素がかかわっています。
メラニン色素は作られる際、チロシナーゼという酵素が必要になりますが、これが加齢と共に減ってしまいます。
そのため、髪の毛やアンダーヘアが白髪になっていきます。
加齢とは言っても、髪の毛と同時期になるとは限らず、髪の毛は全く白髪がないのに、アンダーヘアだけ、ということもあり、個人差があります。
40代からアンダーヘアに白髪が混じることはよくありますが、20代からということもあります。
ミネラル・アミノ酸・ビタミンなどの栄養素が不足している
メラニン色素がつくられるための栄養素が不足していると、20代でも白髪になります。
特にメラニン色素を作るために必要なチロシンには、ミネラルが欠かせません。
チロシンはタンパク質の中のアミノ酸の一種でもあり、魚や大豆、チーズに含まれます。
ストレス、生活習慣による自律神経の乱れ
ストレスがあったり、質のよい睡眠が取れていなかったり、生活が不規則であったりすると、自律神経が乱れます。
その結果、代謝や血行が悪くなり、白髪の原因になってしまいます。
アンダーヘアの白髪対策はどうすればいいの?
ストレスが溜まっていたり、生活習慣が不規則だったり、食事が偏っていたり、といったことに心当たりがあるなら、ストレス解消をし、よく眠り、バランスのよい食事をする、体を冷やさない、といったことに気をつければ、元の黒い毛に戻ります。
ただ、髪の毛と同様、黒に戻る白髪と戻らない白髪があります。
戻るものなのか、戻らないものなのか判別は難しいものですが、黒に戻らない髪の毛については、ハサミでカットするのが一番、よい方法です。
白髪染めで染めたり、抜いたりするのはNGなので、アンダーヘアも根元近くをハサミでカットしましょう。
白髪の陰毛に対して絶対にやってはいけないこと
白髪染め
外陰部の皮膚は目の周りの皮膚くらいとても薄く、デリケートなところです。
白髪染めは強い薬品なので、かぶれやすかったり、炎症を起こしやすかったりします。
皮膚のトラブルを起こす可能性が高いため非常に危険です。
炎症が起きても受診しづらく、新たな悩みが増えてしまうことにもなりかねません。
毛を抜く
抜くと毛穴が開きますし、デリケートな皮膚に生えているものなので、抜いた部分から皮膚の炎症を起こしやすくなります。
また、抜いた毛の周辺の毛を作る細胞にもダメージを与えてしまい、他の毛まで白髪になるという話もあります。
どちらにしても、白髪の原因であるメラニン色素の働きが弱くなっていることが原因であれば、抜いても次に生えてくる毛はやはり白髪になってしまいます。
まとめ
アンダーヘアの白髪の理由は、癌の治療などをされていれば別ですが、まず病気ということはありません。
加齢やストレスという、頭髪と同じ理由で白髪になるものです。
髪の毛であれば白髪染めが使えますが、アンダーヘアの周りの皮膚はとてもデリケートであるため、白髪染めは厳禁です。また毛穴が大きくなるため、抜くのもNGです。
ストレス解消を試み、生活改善の工夫をして健康的な生活をし、気になるようならハサミでカットしてしまいましょう。ただ加齢に伴い、アンダーヘアに白髪は増えますし、あまり気にしすぎないようにして過ごしていきましょう。
最後に参考になる解説動画があったので載せておきます。
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